whitecanvas’s blog

真っ白なキャンバス。そこに何を描くのか。

配信アプリでのらりくらり

去年の10月半ばくらいからREALITYというアプリで配信を始めました。

https://reality.app/profile/becc02a1?adj_t=8ogcewh_z9yhix5

 

 友人に誘われてやり始めて、まあぼちぼち経ちます。雑談の様にだらだらとくだらないことを話していたりします。主に深夜に色々なことをお話ししていたりしますが、潜って聞いていただくだけでも大変ありがたいことです。

わたしの性格上、ブラックな事とか精神が病んでいること、自虐ネタを話の種にしようと毎度毎度思っているんですけれど、どうも配信を始めると聞いている人が楽しい話、そしてわたしも楽しい話をするように意識しちゃうんですよね。ごくごくたまに、ちょっとした愚痴をこぼすこともあるけれど、わたしが何度もループする愚痴を特に苦手としている(話は一応聞く)こともあり、あまりそう言った話をしたくないなァ…というのはぼんやりと思っています。

わたしはわたしなりに、一所懸命頑張っているのですが、やはりここも腐ってもインターネッツの世界。やはりどうしても評価が気になってしまう。

どんなに毎日頑張っても増えないフォロワー、配信しても誰も来ないなんてザラで。

一方わたしを誘った友人は15分程度の雑談を毎日だったり数日休んでもフォロワーは増えていき、ギフトを投げてくれる人も沢山いて。

平和に自枠(自分の配信)に遊びに来てくれる人と平和に歓談している。

かくいうわたしは、配信を始めるときからずっと恐怖に震えながら配信ボタンを押している。誰か来るだろうか。変な人が来ないだろうか。物凄い失言をしてしまわないだろうか。

わたしは口が悪い。以前勤めていた職場で部下(と言ってもとても年上のベテラン、そしてお局様)に面と向かって「あなたはとても口が悪いね」と言われたことがある。影で言われるよりはだいぶマシではあるのだが、それでも当時のわたしの後頭部を殴打するには十分な一撃だった。確かにわたしは口が悪い。これはだいたい父親譲りであり、我が家は基本(特に父娘の間柄では)暴言がデフォルトだった(注:父娘仲は非常に良好。暴言と言うが本気ではなく悪態レベル。ただし親には暴言なんて以ての外!という方々が見聞きしたら目眩を覚えるか泡を吹くか卒倒するんじゃないかな、と思う)。家でやっていることは表に出てからも出るなどとよく言われるが、この口の悪さがその当時は出てきてしまっていたのだろう。それから基本、長い付き合いの友人以外にはだいたい敬語でしゃべったりしている。ただ言葉の端々に悪い言葉が入るゆえに、聞いている人からは非常に慇懃無礼に映るかもしれない。

そう言ったこともあって、顔が見える実際でのお喋りよりも、このアプリでの配信の言葉遣いはとても気がかりになる。このアプリは自分のアバターを作って配信するのだが、それは顔を見られたくないわたしには良いことでもあった。が、細かなニュアンスが伝わりづらく、かつその場にあるもの(景色だったり建物や食べ物)から話題を引き出すことを得意としている自分にとって共通の見えているものがないと言うのは、なかなか辛いものがあった。

それによく、変な人が来る。無自覚な荒らしなのか何なのか分からないけれど、わたしの枠で何か変なご高説を垂れるのはやめてほしい。

毎回毎回人が来ないフォロワーが増えないと嘆いているのだが、よくよく考えると増えなくて当たり前なのだ。

この配信アプリのメインターゲットは10代から20代くらいで、彼らは『普通の世界』で生きている。普通の世界だよ、普通の世界。

朝起きて昼は働いたり学んだり、夜は家でゆっくり過ごして眠る。土日と祝日が休みで、盆暮れ正月に黄金週間はお休み。そんな普通の世界に生きている人が多い。その普通の世界に生きている人たちが視聴や配信に興じている時間は、わたしは働いているのだ。汗水たらして頭を下げて、最低賃金で生きている。そういうのもあるし、たぶんもっと貪欲にフォロワーを増やしたいのであれば、貴重な休みや皆に合わせる時間で自枠を設けたり面白い企画を考えたり、他者の枠に顔出しやあいさつ回り、コラボで参加して多くの人に自分を知ってもらおうという努力をするのだろう。

だがわたしはそれをしない。しなかった。わたしは自分がつまらない人間だと思う。そんなつまらない人間が無い頭捻って考えた企画が面白いかどうかは非常に疑問だったし、二次創作を嗜む身としては渾身のギャグ小説を書いたときに滅茶苦茶滑った苦い記憶があるので、きっとわたしにそういったものは似合わないのだろうと嫌でもわかっている。他者の枠に顔出しやあいさつ回りに行ったところで、それがこっちに戻ってくる保証なんて何一つない。自分の中で誰かに期待をすることが嫌いだから、純粋に行きたいと思っている人の枠だけ遊びに行くようにしている。あとスマホのバッテリーが持たない。許せサスケ。コラボ配信だってそうだ。自枠でやるにしても止め時がわからなくなるし、飽き性もあるから終わったらさっさと終了したいどうしても主役の座をコラボしてくれる人に譲ってしまう。他人(主に友人)の枠にお邪魔するときもあるが、もうここに来たわたしは借りてきた猫状態になってしまう。ミュートにしてないのに黙りこくって、ただ他の人の話を聞いていたりたまに相槌を打ったりしている。

加えて、配信時間に対する努力を怠っている。幾ら帰宅時間が遅くとも、夜の24時や25時くらいならまだ人が居る。だけどわたしはその時間に配信はしない。なぜならば深夜アニメが優先という舵を切ってしまっているから。

とどのつまり、配信に対して真摯に接していないから、自分なりに頑張ったはいいもののそれだけで終わっているのだろう。わたしはそう思う。何の努力もしていないのに他者を羨んで腐っていた自分が嫌なのだが、同時に何で他人に合わせなきゃいけないんだ?と言う開き直りにも近い思考が途中に出てきているので、一時期は精神的に病んでいたものの今は「だけど何か?」と言いたげに開き直っています。

「ついてこられるやつだけついてこい」

などと思っている。もちろんそれ抜きにして、カリスマもなければ人望もない。見ず知らずの人たちと群れるつもりはないのだろうと自己分析。慣れ合うのは大好きなんだよ。だけど一気に大勢の人と群れるとパンクしちゃうしあなたと分かり合えない。だから少人数でお話したりしたいんだ。……そう自分では思っているのだけど、きっと伝わらないからここに書き殴っておこう。

 

とりあえず1年は頑張ってみます。『普通の人』は3か月もしないうちにフォロワーを100人や200人獲得してすごく高いギフトを配信中に投げてもらえたりするらしいんですが、わたしはいまだに100人も行っていないです。某所ではいわゆる『泡沫配信者』の部類に入るらしいですけど、油の張った水に消えずに残っている泡の様になんとか残ってはいます。が、1年経って100人超えてなかったらROM専にでもなろうかな。

正直な話、配信しようなんて思っていなくて、ただ友達の枠を聞きに行って、後方彼氏面してるだけで結構満足なんだよなあ…。