緩慢に流れる人生と言う名の潮流は時として激流になり、なんやかんやと押し流していく。
30代
独身
女性
この時点で色々なんていうかもう「あっ(察し)」みたいな感じになっているに違いない。おまけにアルバイターだ。救いがない。
未来への不安が無いわけでは無いが、なんとなくぼんやりとしている。
苛烈に生きたいと願うも世界に拒まれ、平々凡々と生きようと試みるも世間に拒まれる。…いやこれは言い過ぎだが。
宙ぶらりん、とそういった方が正しいのかもしれない。
29歳で子供が2人居る女性をテレビで見たとき、ああ、世の中は29にもなれば子供のひとりやふたり居ても当然なんだなと、何となく思う。
昔は澄んだ色をしていた。何色かは覚えていない。青かもしれないし、赤かもしれない。黒が好きだったから真っ黒だったかもしれないし、あるいは夢を見ながら歩いていたときは真っ白だったような、そんな気がする。何れにせよ、わたしの心は澄んでいた。泉の周りは落ち葉だらけだったかもしれないけど、泉の水面には枯れ葉すら浮かんでいない、そんな状態だったのは間違いない。
それが、今はどうだろうか。
キャンバスでもスケッチブックでもなんでもいい。自分の心が一枚の白い紙やなにかだったとして、恐らく今わたしは透明な絵の具か何かを塗っているのだろう。あるいは、水彩画を描くときに水を入れる容器に筆を漬け入れ、絵の具を溶かすことなくそのまま紙に筆を走らせているだとか、そんな感じだ。
何を書いているのか文字通りわからなくなってきましたが、ここはご挨拶、短めに済ませたいと、そう思います。
先に書いた通り30代独身女が人生と言う航海に四苦八苦しながら時折趣味のものを書いたりそんな感じでゆるくできればいいと思います。